都会の鉄道模型ジオラマには自作のビルを配置しよう

例えば新幹線や、或いは山手線などの都会の鉄道を鉄道模型のジオラマで再現する場合には、線路の周囲にビルをはじめとして多数の建築物が立ち並んでいることになります。
そのため、これらの建築物を自分で作るか、専門店に行って購入するかしなければなりません。
しかし、鉄道模型に限らず、ジオラマ製作においては、風景を作り出すことは欠かせない作業であり、最も楽しい作業でもありますから、その楽しさを味わうために建物を自作するのも醍醐味の一つです。
それに、買い物で済ませると、それほど多くの種類はありませんから、よく似た建物が林立することになってしまい、不自然な風景となってしまいます。
東京などの街を歩いてみるとよくわかりますが、都会にはたくさんの似たような建物があったとしても、一つとして同じものはありません。
そこで、都会を模したジオラマを制作する際には、大小さまざまな建物を製作して道路沿いや線路沿いなどに配置していくことで、リアル感のある作品を作ることができます。
既製品をたくさん買ってきて改造するのも良いのですが、プラ板やスチレンボードなどを使って完全自作してみると、個々の建物が個性を持った作品に仕上がります。
ここで注意しておきたいのは、奥の方にある建物ほど、高いビルにすると、遠近感が出て奥行きのあるものに仕上がるということです。
また、鉄道模型が建物の陰に見え隠れして走れば、それだけでも奥行き感や立体感が出ます。
夜のシーンを再現できるように、建物や鉄道模型に電飾を施しても、見栄えのある作品に仕上がります。