鉄道模型のジオラマでvvvf音を再現し音響も拘ってみる

鉄道模型のジオラマでvvvf音を再現し音響も拘ってみる

鉄道模型のジオラマを製作する際には、例えば鉄道模型の車両の塗装を、お気に入りの路線を走っている車両に忠実に合わせてみるとか、或いは風雨にさらされて経年劣化した様子を再現するとかしてみたり、車両の室内灯や前照灯、テールランプなどの電飾を加えたりと、視覚的な効果が優先されがちです。
勿論、ジオラマで作る風景にしても、大変ディテールにこだわって、線路脇の道路の電柱間に電線を通したり、ビル街のビルの中にも電飾をしたりと、どうしても視覚的なものを優先されがちです。
しかし、鉄道模型のジオラマと言うのは、その中を列車が走る、いわば動的なオブジェですから、視覚的な効果とともに、音響的な効果にも拘ると、リアル感が増して楽しい作品が出来上がります。
その一つの例として、電車のvvvfインバータの音を再現してみるという方法もあります。
vvvfとは、可変電圧、可変周波数で電車のモータを制御する装置のことですが、特に電車の発車時に特徴的な音がします。
私鉄の中には、この装置を調整してドレミの音に聞こえるようにしているところもあるほどです。
従って、鉄道模型においてもこのような音を再現すれば、視覚だけではなく音響的にも拘った作品を作ることができます。